デート 会話 話題が思いつかない男へ|ネタ帳より「観察」で話題は無限に湧く
デート 会話 話題が思いつかない男へ|ネタ帳より「観察」で話題は無限に湧く
「話題リストを20個用意しても2回目がない」
デート前夜、スマホのメモ帳を開いて話題リストを作り込んでいた頃のことを、今でもはっきり覚えてる。「趣味の話→旅行の話→ペットの話→兄弟の話→好きな食べ物」。10個並べて、順番まで決めて、デートに臨む。
でもデート中は常に頭の中で「次は何番目のネタだっけ」と考えていて、相手の話なんてほとんど耳に入ってない。ひどいときはトイレに立ってスマホのメモを確認してた。相手がせっかく楽しそうに話してくれてるのに、ぼくの頭は「次」のことでいっぱいだったんだ。
結果はいつも同じ。「楽しかったけど、ちょっと違ったかな」。このフレーズ、何回聞いたかわからない。話題は10個もあったのに。20個用意したこともあった。でも結果は変わらなかった。
足りなかったのは、ネタの数じゃなかった。
ネタ帳を作る男が毎回失敗する理由
ネタ帳を持ってデートに行くと、意識が常に「次に何を話すか」に向く。相手が何か話してるときも、頭の中では「次のネタはこれだな」と、自分のスケジュール管理をやってる。
つまり、意識が全部「自分」に向いてるんだ。
相手が「最近ハマってるカフェがあってさ」と嬉しそうに話してくれてるのに、ぼくの頭では「カフェか、リストにカフェの話は入ってないな、次は旅行の話に持っていこう」と考えてる。聞いてるようで、何も聞いてない。
これがどういう状態かというと、面接なんだよな。「趣味は?」「旅行です」「いいですね。休みの日は?」。ぼくが一方的にボールを投げてるだけ。実際に言われたこともある。「タクミくんってさ、なんか面接みたいだね」って。笑って流したけど、めちゃくちゃ刺さった。
この問題の根っこは、ネタ帳が「論理的な準備」だということだ。仕事なら完璧なやり方。でも恋愛の会話は、情報を伝達する場じゃない。感情を共有する場なんだ。論理的に準備すればするほど、感情のやり取りが消える。
話題は「作る」ものじゃない。「見つける」ものだった
転機は、ある飲み会の席だった。
隣に座った友人が、初対面の女性とめちゃくちゃ楽しそうに話してた。ぼくが10個のネタ帳を持っても作れない空気を、そいつは何も見ずに作ってる。「何を話してるんだろう」って耳を傾けてみたら、大したことは言ってなかった。
♂:「そのネイル、めっちゃ凝ってるね。自分でやったの?」
♀:「え、そう? 自分で! ジェルネイルにハマってて」
♂:「へえ、器用だな。デザインとか自分で考えるの?」
♀:「そう! インスタで見つけたやつを参考にしてて」
♂:「あ、じゃあインスタのお気に入りフォルダとかパンパンなんだ」
何も仕込んでないんだよ。ただ、相手のネイルを見て、そこから話を広げてるだけ。ぼくが20個のネタを暗記してる間に、この友人は目の前の1つのネイルから5つも6つも話題を生み出してた。
このとき初めて気づいた。話題は「作る」ものじゃなくて「見つける」ものなんだ。
目の前の相手は、情報の宝庫だ。服装、持ち物、選んだ飲み物、表情の変化、リアクションの温度。全部が話題の種になる。
6つの観察ポイント
「観察しろ」と言われても、何を見ればいいかわからないよな。ぼくもそうだった。だから観察する場所を6つに絞った。この6つだけ見ておけば、話題に困ることはまずない。
1. ネイル
ネイルは、その人の「今のテンション」が一番出やすい場所。派手なネイルをしてる子はおしゃれを楽しんでるし、シンプルなネイルの子は清潔感を大事にしてる。ネイルを変えたばかりの子は、誰かに気づいてほしいと思ってる。
ぼくが初めて「変えた? この色いいね、自分で選んだの?」って言ったとき、相手の表情が明らかに変わった。それまでの社交辞令みたいな笑顔が、本当に嬉しそうな顔になった。
2. 時計・アクセサリー
時計やアクセサリーには、その人の「こだわり」が出る。高いものをつけてるから金持ちとかじゃなくて、何を選んでいるかがその人の美意識を表してる。
3. 服の色やデザイン
白い服を着てる子は清楚に見せたいのかもしれないし、赤い服を着てる子は気合いが入ってるのかもしれない。「今日の服、雰囲気柔らかくていいね。こういう色が好きなの?」って言うだけで、相手は「見てくれてる」と感じる。
SPUTNICKS は「モテたいメンズのためのトータルコーディネート」がコンセプトのメンズ通販。 コーデごとに服が買えるから、組み合わせを考えなくていい。20〜30代の垢抜け1歩目に最適。
4. 飲み物の選び方
最初の一杯で何を頼むかにも、その人が出る。「ぼくハイボールにしようかな。甘いの好き? それともすっきり系?」って聞くと、相手の好みを自然に引き出せるし、「一緒に選んでる」感が出て距離が縮まる。
5. 表情の変化
相手の表情をちゃんと見てると、どの話題で目が輝いて、どの話題でテンションが下がるかがわかる。ネタ帳に従ってる男は、この表情の変化を見逃す。
6. リアクションの温度差
同じ「へえ、そうなんだ」でも、本当に興味がある「へえ」と社交辞令の「へえ」は全然違う。食いついてる話題を見つけたら、そこを深掘りする。
ここだけの話:推測を1つ足すだけで質問が「生きる」
ここからはブログだから書ける話。
「観察しろ」って言われても、見ただけじゃ話にならない。ぼくが実践してるのは、観察したことに推測を1つ足すことだ。
「ネイルが可愛い」じゃなくて、「ネイル変えた? 自分でやるの好きでしょ」。この好きでしょが推測。
推測を入れると何が変わるかというと、ただの感想があなたを理解しようとしている言葉に変わる。「可愛いね」は一方通行。相手は「ありがとう」としか返せない。でも「自分でやるの好きでしょ」は、どっちに転んでも会話が続く。
ここで大事なのは、推測の精度はどうでもいいということ。外れてもいいんだ。むしろ外れたほうが会話は盛り上がることすらある。
♂:「その時計、アンティークっぽいね。古着屋とかよく行くタイプ?」
♀:「いや全然(笑)これ普通にネットで買った!」
♂:「え、マジ? じゃあネットで掘り出し物見つけるの得意なんだ」
外れたけど、会話は続いてるし、「安くていいの見つけるのが好き」という情報が引き出せる。
正直、この「観察→推測」だけでも会話の空気はけっこう変わると思う。でも、ぼくがnoteで書いてるのは推測が外れたときのリカバリーの型とか、観察を会話の入り口から終盤のクロージングまでどう繋ぐかとか、そういう一歩先の話だ。
「死んだ質問」と「生きた質問」の違い
同じ「好きな食べ物」を聞いてるのに、出し方で全然違うものになる。
死んだ質問: 「好きな食べ物って何?」
生きた質問: 「さっきメニューでパスタ見てたよね。パスタ好きなんだ。イタリアンが好きなの? それとも麺類全般?」
後者は「さっきメニューを見てた」という観察が入ってる。だから相手は「見てくれてたんだ」と感じる。
質問の型は大事。でも、型だけ覚えても相手を見ていなければ面接になる。型があって、そこに観察と推測の血を通わせる。これがセットになって初めて、会話は生きる。
観察力は練習で伸びる
ぼくが最初に取り組んだのは、「デートの帰りに、相手の服装を3つ以上思い出す」というルール。最初はほとんど何も思い出せなかった。相手が白い服だったか黒い服だったかすら曖昧。それくらい、ぼくは目の前の相手を「見て」なかった。
1週間後、次のデートで意識的に3回以上「観察ベースの一言」を出した。「そのバッグ、使い込んでる感じがいいね」「今日のアイシャドウ、いつもより明るい色?」。相手の表情が明らかに変わった。
観察は、場数を踏むほど精度が上がる。最初は1回のデートで1つ観察できれば十分。そこから、デートのたびに観察の数を増やしていく。練習の場としては、真剣度が高くて会話重視のマリッシュみたいなアプリが回数を稼ぎやすい。若さで殴り合うアプリじゃないから、観察→推測の型を落ち着いて練習できる。
まとめ
話題に困る男は、頭が悪いんじゃない。目が悪いだけだ。
ネタ帳を捨てて、目の前を見る。ネイル、時計、飲み物、表情、リアクション。そこに推測を1つ足すだけで、会話は一気に生きる。
次のデートで、スマホのメモ帳を閉じて、相手の手元を見てほしい。そこから話題は湧いてくる。
もっと深い話
今回書いた「観察→推測」のやり方は、ぼくがnoteで書いてる「会話を生かす3ステップ」の一部だ。
noteでは推測が外れたときの型、観察を深掘り質問に繋げる連想ゲーム、初対面からクロージングまでを貫く会話設計まで、具体的な対話例を添えて踏み込んで書いてる。
ネタ帳を捨てたあと、自分の言葉でデートを動かせる男になりたいなら、こっちも読んでみてほしい。
→ 「次に何を話そう」と考えた時点で、ぼくの会話は死んでいた
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